水煮大豆を使った保温なしお手軽納豆を自作しました【作り方・写真あり】

料理

夫の大好物である納豆。ハンガリーのアジアショップでは納豆が1200円ほどで売られており、衝撃を受けました。また、入荷状況が不安定なため、継続して食べるのはかなり難しそうでした。
海外生活のために、少量の市販の納豆を種にして納豆を量産したいと思い、今回は電子レンジを使って納豆を試作しました。また、作った納豆の変化の様子を写真にまとめてみました。

水煮大豆から納豆を自作してみた【保温なし】

今回は水煮大豆を使用して納豆を自作しました。その作り方と、経過をまとめます。
今回はより手軽に作るため、保温器による発酵なしで作りました。

用意したもの

  • 水煮大豆300グラム
  • 納豆1パック
  • 熱湯
  • ガラスボウル、タッパーなど
  • かき混ぜるスプーンや棒、あれば水切り用のザル

私は今回真空パックの水煮大豆を使いました!

水煮大豆
市販されている大豆を使用した

作り方

使用する容器と器具に熱湯をかけ消毒する(消毒後は自然乾燥させる)

納豆を冷蔵庫から出して常温にしておく
納豆菌の活動を活発にするためです。

水煮大豆を耐熱容器にあけて温度が90℃近くなるように加熱する
⇨私は電子レンジ600Wで6分加熱しました。あつあつになりました。

加熱した大豆の水分をできるだけ切って容器にあける

大豆が熱いうちに軽く混ぜた納豆を入れて全体に納豆の粘りを移すように混ぜる

混ぜ終わった状態の納豆
混ぜ終わった状態。全体的に軽く粘りがある。

ラップをして、冷めるまで常温で放置する
⇨この工程で、納豆菌を増殖させます。

冷めたら冷蔵庫に入れて1晩おき、完成

完成した納豆の写真

完成した納豆の写真を、日を追って載せてみます。変化の様子がわかるでしょうか。
3日目までは粘りが増し、4日目以降は変わらなかったです。

1日目の納豆
作った直後の納豆。粘りはあまりない。
2日目の納豆
2日目の納豆。少し粘りが出てきた。
3日目の納豆
3日目の納豆。2日目より粘りが増した。
4日目の納豆
4日目の納豆。さらに粘りが増した。
5日目の納豆。
5日目の納豆。大豆の色が濃くなって少し柔らかくなった。

お手軽自作納豆の味は

水煮で作ると、普通の納豆よりも大豆の味が強く感じられました。大豆のほうが納豆より粒が大きく、食感も納豆より硬めなので、食感にもばらつきが出て納豆感が足りないと思う方もいるかもしれません。日を追うごとに味が均一になってきたかなとは思いましたが…。

私はこれはこれで美味しいと感じました。ただ、作った手間や費用を考えると、日本にいる分には、普通に納豆を購入した方がいいかな、と思います。

納豆作りの注意点3選

用意する物も工程も少なく、手軽に作れる納豆ですが、実際にやってみて注意したほうがいい点をまとめました。

・納豆菌はとても弱い菌なので使用する器具の熱湯消毒をしっかり行う。

・納豆菌は40度前後で活動が活発になるので、大豆が熱いうちに納豆を混ぜる。

・空気に触れると納豆が乾いてしまうので、しっかり蓋やラップをして保存する。

特に消毒がしっかりできていないと、発酵がうまくいかないだけでなく、体調不良の原因にもなるので気をつけましょう!

保温なしでも手軽に納豆を楽しめる

水煮大豆を使って、保温器なしでも手軽に納豆を量産することができます。保温器なしの場合は、ゆっくり発酵が進むので、毎日味や食感の変化を楽しむことができます。
皆さんも一緒に健康納豆ライフを楽しみましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。
実際にハンガリーで納豆を作ったレポートはこちらです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました