ハンガリー配偶者ビザ申請 経験者が少ない現地申請の方法まとめ【Web申請編】

ビザ

私は、夫がハンガリー政府から奨学金を受け取っている状況のもと、現地で申請して配偶者ビザを取得することを目標に準備を進めています。今回ハンガリービザを現地で申請する際に、Webで行う手続きをまとめました。

ドナウ川と国会議事堂
昼の国会議事堂。お気に入りの眺め。

現地で滞在許可証を申請するのに必要な書類

パスポート

パスポートサイズの写真1枚
⇨日本で撮影したものを持っていきましたが、しまい無くしてしまい、現地で撮影し直しました。
これはあくまで申請用で、実際のカード用には後日写真を撮り直します

アパートの賃貸契約書
⇨夫が契約しているアパートに2人分の情報が入った契約書を新たに作ってもらいました。

本人名義のクレジットカード

本人名義の残高証明
⇨できるだけ残高が多い口座にします。滞在許可証申請の際の有効期限は1ヶ月です。

医療保険の契約書類 ⚠️
⇨日本の商品でも海外の会社の商品でも大丈夫です。申請時1年分以上の保険契約があれば十分だと思いますが、今回は余裕を持って、渡航日から15ヶ月分契約していきました。ちなみに私はドイツの会社の保険を契約しています。

⚠️注意

 
ハンガリー政府はビザを取得せずパスポートのみで入国する全ての外国籍渡航者を対象に、海外旅行保険の加入を義務付けています。求められる海外旅行保険の要件は以下の通りです。

  • 保険の有効期限が滞在期間をカバーしていること。
  • 死亡時の補償額が3万ユーロ以上あること。
  • クレジットカード付帯の保険を利用する場合は、カード会社が発行した英語表記の保険証券が必要。

海外を拠点にする会社の保険では、死亡保障額が不足していないか、特に注意して契約しましょう。

         

滞在許可証(配偶者ビザ)を現地申請する方法

日本の大使館でビザを申請せずに、ハンガリーの移民局で直接、滞在許可証を申請する方法をまとめます。今回は、観光ビザ(パスポート)で入国後、移民局で滞在許可証を申請する流れを紹介します。

夜のドナウ川と国会議事堂
夜の国会議事堂。ライトアップが美しい。

観光ビザで入国後、移民局で滞在許可証を申請する

ハンガリーが、一番最初に入国するシェンゲン協定加盟国になるルートをとり、ハンガリー入国後に現地で滞在許可証を直接申請します。
観光ビザ入国のため、出発日から90日以内での復路のフライトの日程を仮に決めてチケットを購入しておきます。

筆者
筆者

ここで、後から予約変更が可能なチケットを取っておくことがおすすめです。私は、安いけれど変更不可のチケットを購入し復路をキャンセルしたため、余計にお金がかかってしまいました。

Enter Hungary のサイトから申請書の入力をする

Enter Hungaryのサイトでメールアドレスを登録 (registration) 後に「Sign in」

申請項目「Application for residence permit」「Living Together」を選択

書式に従い情報を入力
⇨入力の内容は、日本ハンガリー大使館に申請する書類とほぼ同じでした。申請者の情報を入力する部分と、申請者を招待した人(私の場合は夫)の情報を入力する部分があるので、確認しましょう。

書類入力後にオンライン上でカード支払い(手数料:23000Ft)
⇨支払いをすぐに行わないとカード番号の入力し直しになりますのでご注意下さい。

出来上がった申請書を印刷、署名

⇨申請書は3種類です。
『滞在許可申請書』『Notification of accommodation』『家族再結合のための申請書』

『滞在許可申請書』には縦4cm×横3cmのカラーの証明写真を貼ります。署名はパスポートと同じ書式でサインしましょう。『Notification of accommodation』は大家さんのサインも必要です。
  

筆者
筆者

私は、パスポートのサインが漢字フルネームだったので、滞在許可証の署名をうっかり間違えるところでした!パスポートを確認しておきましょう。

申請から15日以内に移民局に行く

各地域の移民局のサイトから来館予約をします。

移民局に行く際の持ち物

パスポート

印刷して署名した滞在許可証の申請書

大家さんのサインが入った賃貸契約書類

オンライン申請番号
 Enter Hungaryのサイト内、「My cases」にある自分のフォルダに記載されます。
 『EH』から始まる10桁の番号です。

こちらでは、実際に移民局に行った際の流れや、実際のやりとりをまとめています。

           

ビザを現地申請するときに注意すること3つ

実際に筆者が現地でビザを申請してみて分かった、注意することを3つまとめました。

  • 帰り分の航空券も準備しておく
    ⇨観光ビザ(パスポート)で入国するため、入国審査では3ヶ月以内に出国する意思を示す必要があります。
  • 契約する医療保険が、ハンガリー政府が求める条件を満たすか確認する
    ⇨特に有効期間と死亡補償額に注意し、保険証書の言語も確認しておきましょう。
  • 渡航ルートに注意する
    ⇨ハンガリーでビザを取得するには、シェンゲン協定国の中で、ハンガリーが1番に入るルートで来る必要があります。普通にハンガリー目指して来れば大丈夫です。

            

ハンガリー滞在許可証の現地申請はまずWebから!

現地申請でもオンラインで滞在許可証の申請書類を作成できます。申請は手順に沿って進めれば大丈夫です。
ただ、日本で準備しないといけない書類と、現地で申請する書類とがあるので、あらかじめ移民局のサイトを確認したり、日本の大使館に確認したりして、書類に抜けがないよう準備しましょう。

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